アレチウリとは?

植物名 アレチウリ
学名 Sicyos angulatus.L (スィキュオス・アングラトゥス)

分類 
双子葉植物、離弁花類、ウリ科、アレチウリ属(=スィキュオス属)

 
↑ アレチウリが繁茂した様子



 アレチウリの危険性 

アレチウリは北米原産の一年生の大型のツル性植物です。
2006年(平成18年)に、駆除が必要となる「特定外来生物(植物)」に指定されました。
春に発芽し、夏には著しく旺盛な成長によりツルを伸ばしながら生長します。
他の植物にツルで絡み付きながら覆い尽くすように生長するため、日光を遮り他の植物の生長を阻害します。

農地にも侵入し、莫大な被害を生じることもあります。
少ない段階から駆除を実施し、蔓延を防止することが必要です。


【形態的特徴】


○花の特徴

・開花期:8月~10月
・雄花と雌花が別々に集まって、
 直径1cm程の黄白色の花序を形成し、
 花の脇から出る。
 
○茎の特徴

・荒い毛が密生したツル
・ウリ科植物特有の巻きひげ
・長くて十数mまで生長する
・ハート形の葉がツルから1枚づつ生える
 
○葉の特徴

・茎には互い違いにつく。
・直径は10~20cm
・つけ根はハート形にくぼむ。
・縁には鋸葉がある。
・表裏がざらざらしている。
 
 
【アレチウリの特徴と見分け方】
発芽~数週間(5月~)
●5月以降、種子から発芽します。
キュウリの葉に似た、手のような葉です。


成長(7月~)
●ツルを伸ばして、旺盛な成長をします。
クズとは葉の形が違います。


開花と結実(8月~)
●8月下旬頃から花をつけ、その後、種子を生産します。
アレチウリの花にはスズメバチが訪花することもあるので、
駆除する際は十分注意してください。
 
日が短くなる時期に黄白い花を咲かせる。 1株に5千~2万もの果実がつき約7割が発芽。

秋には大型の種子を大量に生産し枯れます。
枯れたまま残り、生産された種子の多くは翌年以降、発芽して同様に繁茂するため、放置すれば一面を覆い尽くすように拡がります。

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