富士河口湖町地球温暖化対策
計画策定の背景
異常気象が常態化する中で、地球温暖化問題は我が国のみならず世界規模で取り組むべき課題となっています。
このような中で平成27年(2015年)12月に、国連気候変動枠組条約国締結会議の第21回会議が開催され、本会において『パリ協定』が締結され、平成28年(2016年)11月に批准・発効されました。
「パリ協定」の採択を受けて我が国は、平成28年(2016年)5月に「地球温暖化対策計画」を策定し、「地球温暖化対策の推進に関する法律」を一部改正し、地球温暖化対策を加速させました。「地球温暖化対策計画」では、地方公共団体が含まれる業務その他部門は、平成42年度(2030年度)までに、平成25年度(2013年度)に比べ、約40%の温室効果ガス排出量を削減することを目標としています。
富士河口湖町では、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく法定計画として「第1次富士河口湖町エコ・アップ計画(富士河口湖町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」(以下、「第1次富士河口湖町エコ・アップ計画」という。)を策定し、かつ、これを具体的に推進するカーボン・マネジメント体制を確立し、富士河口湖町の所有する施設等での地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進していきます。
富士河口湖町では、平成28年度環境省の補助金である二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金
(地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業)の交付を受け、第1次富士河口湖町エコ・アップ計画を策定しました。
環境基本方針
1.事務や事業の執行に伴って使用するエネルギーは、無理なく無駄なく効率的に利用し、温室効果ガス排出量の削減を推進します。また、廃棄物の減量等により、エネルギー使用以外で発生する温室効果ガス排出量の削減に努めます。
2.地球温暖化対策に関する環境法令のみならず、事務や事業の執行等に関連する環境法令等は適切に順守します。
3.「目標達成の手引き」を毎年度改訂しながら、目標達成に向けて推進していきます。