勝山地区は、明治25年の独立村から合併までの111年間、単独で村の歴史を重ねてきました。
今でも大切に保管されている歴史的文書「勝山記」や武田氏及びその家臣が、当時の大原七郷の中心である冨士御室浅間神社に発給した願文その他29通が現蔵されているなど、歴史のある地区です。「やぶさめ祭り」もこの神社に数百年行われていましたが、一時途絶えてしまいました。昭和55年に、83年ぶりに復活し、今では春の一大イベントとして「シッコゴ公園」で行われています。
勝山地区は、富士北麓の原生林に自生する「スズ竹」を活用した「ザル」を作り・売り歩く行商が盛んで、この行商は昭和初期からは、呉服に切り替えられたが、行商で成り立っていた地区です。「ザル作り」の伝統は引き継がれ、「勝山ザル学校」として今に続いています。
昭和11年、外国人観光客を対象に創業を始めた富士ビューホテルは、戦後進駐軍に接収され、昭和61年に改築されましたが、今も地区を代表する建物として、桜の名所として地域に親しまれています。
昭和58年、菊水電子工業が事務所を設置、昭和60年には牧野フライス製作所、翌61年フジテックと企業進出が盛んになり、合併後も日本プリメックス、富士物産が新工場を建設し、新たな活気に満ちています。
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