緊急地震速報を有効に活用しましょう!
『緊急地震速報』は、情報が出てから強い揺れが来るまでに、数秒から数十秒くらい短い時間
しかありません。
たとえわずかな時間であっても、大きく揺れる前にそのことを知って事前に身構えることができれば、
自分を守ることができるかもしれません。ですから、日頃からこの『緊急地震速報』があった際の正しい
行動を頭に入れておく必要があります。
速報に驚き、ただ右往左往したり、あわててとび出したりすると、かえって大けがをするようなことに
なります。速報の仕組みや特徴を十分理解し、いつでも正しく判断し行動が出来るようにしてください。
◇おさらい~緊急地震速報の仕組み◇
気象庁から提供される緊急地震速報は、平成19年10月1日から一般住民向けに行なわれる予定です。
【バックナンバーNo.1】でお伝えしたように『緊急地震速報』は震源に近い観測点で地震を検知し、
直ちに震源や地震の規模(マグニチュード)、各地の震度などを推定し、大きな揺れが迫っていることをお知らせする情報です。
ただし、震源に近い地域では、『緊急地震速報』が間に合わないこと、また、早急な速報を重視することから、震度に誤差が生じる場合があるなどの技術的な限界があります。
[家庭では…] |
●頭を保護し、大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる。 ●あわてて外へとび出さない。 |
[お店では…] |
●係員の指示に従う。 ●その場で頭を保護し、揺れに備えて身構える。 ●あわてて出口や階段に走り出さない。 |
[街では…] |
●ブロック塀や自動販売機の転倒に注意する。 ●ビルの壁や看板、割れたガラスの落下に備え、ビルのそばから離れる。 |
[山やがけ付近では…] |
●落石やがけ崩れに注意する。 |
[鉄道・バスでは…] |
●つり革、手すりなどにしっかりつかまる。 |
[エレベーターでは…] |
●最寄りの階で停止させ、速やかにエレベーターから降りる。 |
[自動車運転中では…] |
●後続車の追突を防ぐため、あわてて急ブレーキをかけない。 ●ハザードランプを点灯し、ゆるやかにスピードを落とす。 ●できるだけ安全に道路状況を確認しながら左側に停止させる。 |
速報が運用されても、それに対する地震への備えができていなければ身を守ることは出来ません。
緊急地震速報を有効に活用すべく、速報の十分な理解とそれに対する適切な避難行動の熟知や、
平常時における建物の耐震補強や家具の固定などの地震対策をしておくことが、何よりも大切です。
「関連ページ」 ○気象庁ホームページ(仕組みなどについて) http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/index.html |
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