新デザインのマンホール蓋を設置しました。
富士河口湖町西湖地区を題材とした、新しいデザインマンホール蓋を設置しました。
設置場所は、富士河口湖町西湖にある「西湖いやしの里根場」の受付前と砂防資料館前になります。※砂防資料館は、西湖いやしの里根場の敷地内(有料)になります。
富士山、西湖、茅葺住居、クニマスがデザインされています。
西湖いやしの里根場
西湖根場地区には、かつて40軒ほどの茅葺住居が建ち並ぶ美しい集落がありました。しかし、1966年の記録的豪雨によって山津波が発生し、この集落は消滅してしまいました。
それから40年後の2006年、美しい茅葺集落を復活させ、地域の歴史や文化、自然環境を生かした観光拠点の創出を目指し、茅葺住居が再建され、西湖いやしの里根場が誕生しました。
奇跡の魚 クニマス
クニマスは、秋田県田沢湖に生息する固有種でした。1940年に建設された水力発電所に利用するために、玉川の水が田沢湖に導入されました。当時の玉川の水質は強酸性であったため、田沢湖の水質は激変し、クニマスは絶滅してしまいました。
1930年代に人工孵化の実験として、クニマスの発眼卵がいくつかの湖に送られた記録があり、1990年代に全国的に捜索が行われましたが、当時は発見に至りませんでした。
クニマス絶滅から約70年がたった2010年、西湖でヒメマスとして水揚げされた個体がクニマスであることが確認され、生態の研究や増殖・養殖技術に向けた研究が行われています。西湖地区にある西湖ネイチャーセンターには、クニマス展示館が併設され、クニマスに関するパネル展示があり、設置されている水槽ではクニマスが飼育されています。
富士河口湖町には、他にも様々なデザインマンホールが設置されています。
現在、2種類がマンホールカードになっています。
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A001 初夏の富士山 |
B001 甲斐の勝山やぶさめ祭り |