平成29年12月議会 施政方針

 本日ここに、平成29年第4回富士河口湖町議会定例会の開会にあたり、提出いたしました案件の主なるものにつきまして、その概要を御説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。

 さて、今定例会は議員選挙後初の定例会であります。新任の議員各位また、引き続き議員を務められる議員各位には今後とも富士河口湖町の発展のため、緊張感を持った中で議論を交わし、時には和やかにご協力をいただきながら町政運営へのご協力をお願い申し上げます。 
 平成29年も早くも師走を迎えました。
 また、私が町長に就任して早くも2年が経過いたしました。
 町政の折り返しにあたり、いくつかの事業展開についてご説明をさせていただきます。
 まず、就任時に掲げました「誰もが笑顔で暮らせるまちづくり」を進めるため、公約に掲げた子育て世代への支援策として、高校3年生までの医療費の無料化を実施しました。これにより18歳を迎えた年度末までの医療費が窓口無料化となり、高校卒業までの切れ目のない支援を行うことが可能となりました。
 次に、保育所の給食費の無料化です。
 平成28年度は半額町負担とし、平成29年度からは全額町負担としました。同時に、私立幼稚園に通園する児童につきましても、月額二千円を限度として給食費の補助を行っています。
 また、保育料の第二子以降3歳までの無料化も県の制度と合わせて実施いたしました。
 保育・教育環境の整備として船津保育所の改築事業も完了に近づき、開園準備を行いながら来年2月中旬には竣工式を行い関係者への内覧等を行う予定となっております。
 船津小学校改築工事についても、実施設計の完了や仮設校舎の実施設計の着手等着実に実行しているところであります。
 さらに少子化対策の一環として第二子以降の不妊治療費・男性の不妊治療費・不育症の治療費についても助成対象とした「ようこそ赤ちゃん事業」の拡充充実、新生児の聴覚検査費助成事業、産婦産後健診助成事業の実施及び拡充を行ってきたところであります。 

 次に、「国際観光地富士河口湖町」の魅力を世界に発信するための方策として、東京オリンピックの事前合宿の誘致を進めてきました。7月に山梨県知事外県関係者とフランス共和国のパリを訪問し、フランストライアスロン連盟との意見交換等を行い、7月11日に駐フランス大使公邸において知事立会いの下、フランストライアスロン連盟副会長と、2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿を行うことを合意し、基本協定書の締結を行いました。
 国際的なスポーツの大イベントの事前合宿の誘致により本町及び富士北麓地域の観光やスポーツの振興を進めてまいります。


 次に、平成30年度予算編成方針についてご説明いたします。平成26年度から地方交付税の段階的な縮減が始まっていることから、財政状況や将来の見通しが非常に厳しいことについて、共通認識に立ったうえで、創意・工夫の意識をもって対応することや限られた財源で最大限の事業効果を発揮するために、施策ごとの「重点化・効率化」を重視することはもちろん、前例に捉われない徹底した歳出構造の見直しと一層の歳入確保への取り組みを強く進めることや、また、確かな将来展望を持てるよう現在の課題と将来の不安解消を念頭に国・県の予算等の動向について、迅速に情報を収集し的確に対応することといたしました。
 予算編成は、年内に各課からの予算要求を行い、年明けから本格的な編成に入りますが、歳入面では、町税収入においては、景気の緩やかな回復基調が続いていることから、若干の増額を見込めるものと思われますが、地方交付税は、総務省概算要求における地方財政収支の仮試算では2.5%削減されていることや、合併算定替の縮減額が増えるなど厳しいものになると考えております。
 このような状況下においても、一大プロジェクトである船津小学校改築事業の推進や子育て支援のための各種事業の拡充を優先しながら、社会保障制度に要する費用や町有施設の維持管理経費など経常的経費や総合計画及び総合戦略に基づく事業の推進をはじめ、地域産業振興・雇用拡大、少子化対策、まちづくり、福祉・教育の拡充、環境対策、災害への備えや安全で安心なまちづくり事業、さらには社会基盤整備事業など、取り組むべき事業は多岐にわたっております。歳入財源が限られているなかで、全ての事業に取り組むことは極めて困難な状況であることから、重点施策への集中的な財源投入や歳出構造を見直すこと、また、今後の国・県の施策の動向に細心の注意を払いそれを判断材料として見極めながら予算編成に臨む所存であります。
 町民の皆様にこの町の素晴らしさを実感していただくとともに、誇りを持っていただけるような町にするため、町民の福祉の向上と信頼される行政運営に努め、「すべての町民の皆様が笑顔にあふれ、将来に希望が持てる富士河口湖町」の実現にむけてさらに努力してまいりますので、町民の皆様並びに議員各位のご支援と

ご協力をお願い申し上げます。


 それでは、今議会に提出いたしました議案等の概要を申し上げます。提出案件は全部で11件であります。内訳は、町有施設の指定管理者の指定が2件、特別会計補正予算が8件及び一般会計補正予算であります。
 まず、「町有施設の指定管理者の指定について」であります。「富士河口湖町町民プール」と「河口湖美術館」、「河口湖ハーブ館」、「河口湖ミューズ館」、「河口湖自然生活館」及び「船津胎内フィールドセンター」の指定管理者の指定期間が平成30年3月31日をもって満了となるため、4月1日以降の指定管理者について提案するものであります。

 次に、補正予算につきましては、特別会計8会計と一般会計でありますが、そのうち、平成29年度一般会計補正予算(第四号)の概要についてご説明いたします。
 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に二億一千五百五十三万八千円を追加し、歳入歳出の総額を百二十四億八千二百十八万一千円とするものです。
 歳入の主なものを御説明いたします。
 使用料及び手数料七十万円、国庫支出金一千百七万六千円、県支出金四百二十四万三千円、繰入金三百三十九万円、繰越金一億九千四百七十七万九千円、諸収入百三十五万円をそれぞれ増額いたしました。

 次に、歳出の主なものを御説明いたします。
 総務費は、企画費で新築住宅建築等奨励金など三百五十万円、電子計算費でマイナンバー制度システム改修委託料四百八十二万一千円、税務総務費で町税の還付金五百五十万円を計上いたしました。
 民生費は、社会福祉総務費で、平成二十八年度障害者医療国庫負担金の確定に伴う返還金など六百六十七万七千円、老人福祉費で、介護保険特別会計繰出金など三千二百五十万円、臨時福祉給付金給付事業で交付金額確定に伴う国庫支出返還金三百三十七万六千円、保育所費で認定こども園への保育委託料等一千八百七十四万二千円、児童館費で修繕費十万円の増額であります。
  衛生費は、保健衛生総務費で、こども医療費助成金三千五十万円、富士高原診療所事業費で、医薬材料費七十万円、塵芥処理費で、清掃事業所破砕機の修繕工事費二百一万九千円の増額であります。
 農林水産業費は、農業委員会費で農業委員の賃金百四十九万三千円、地籍調査費で委託料二百八十万八千円の増額であります。
 商工費は、蝙蝠穴管理費で修繕費二百九十六万円であります。
 土木費は、土木総務費で、道路用地等の分筆登記委託料の二十六万九千円、道路橋梁総務費で、ガードレール等の設置工事費百万円、道路維持費で、町道除雪委託料等二千八百五十万円、道路新設改良費で、町道舗装工事費等一千六百万円、公園費で、街区公園の工事費等百七十万二千円、下水道事業費で下水道事業特別会計繰り出し金三千五百三十九万円、住宅管理費で、町営住宅の修繕費等百九十六万二千円であります。
 教育費は、小学校管理費で、河口小学校・勝山小学校の学級増による工事費等四百二十七万一千円、教育振興費で、増設教室用の備品購入費及び冬休み学習応援教室報償費百六十五万六千円、中学校管理費で、勝山中学校学級増による工事請負費等七十四万八千円、教育振興費で増加学級の備品購入費四十二万五千円、図書館費で、修繕費十九万五千円、文化財保護費で、六角堂修繕工事費二百十万円、勝山ふれあいセンター費で修繕費百万六千円、上九一色コミュニティセンター費で、修繕費九万五千円、保健体育総務費で、スポーツ・文化の全国大会等出場補助金十万円、体育施設費で、富士ケ嶺のB&G海洋センタープールの屋根修繕費二百七十万円、学校給食費で、勝山小中学校児童生徒の増による給食備品購入費百七十二万三千円となっております。

 以上、本定例会に上程しました平成29年度一般会計補正予算(第四号)の説明とさせていただきます。 詳細な内容や特別会計につきましては、各常任委員会において担当課長から説明をさせていただきますので、ご審議のうえご議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

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