太陽光発電の設置補助と電力買い取り新制度概要

○住宅用太陽光発電設置が、費用補助と余剰電力の定額買取により優遇!
  町では、当地の地理的、気象的条件や産業などを考慮したなかで、さまざまなクリーンな代替エネルギーを比較研究し、その結果、太陽光発電が現時点において最も導入可能性の高い新エネルギーであると判断し、19年7月より「富士河口湖町住宅用太陽光発電システム設置費補助金制度」を設け、これまでに98件(22年6月末受付分まで)の設置者に対して補助金を交付してまいりました。 一方、国もCO2排出量削減のための重要な施策として設置補助を再開し、さらに約10年後の太陽光発電導入戸数を現在の20倍と大幅に拡大させる目標を実現させるために、家庭の太陽光発電で使用して余った電力を1kw時あたり48円(非住宅は24円)の高額で電力会社が買い取る新制度を平成21年11月1日から開始しました
 家庭での太陽光発電の余剰電力はこれまでも電力会社が通常の電気料金単価と同等の1kw時あたり24円(昼間電気料単価同等額)程度で買い取ってくれましたが、新制度では注1)48円での買い取りが設置から10年間にわたり義務化され、それに伴い設置主の売電収入が増えることにより、従来15年~20年といわれていた設置費用の回収期間も10年~15年程度に短縮できると試算されています。 つまりこれから当分の間は太陽光発電の設置費用に対しての注2)各種補助と、さらに設置から10年間の余剰電力の高額買い取りという手厚い優遇措置を受けることができるのです。 特に太陽光発電設置を迷っていた皆さんはこの機会に是非ご一考を!

注1)
 
・買取価格については、太陽光発電パネルの普及状況やパネル価格の動向を見ながら今後、毎年度見直しを行っていく予定ですが、平成23年3月末までに買取りの申し込みをされた分までは現行の住宅用、非住宅用それぞれ1kWhあたり48円、24円での買取りになります。
注2)
・国の補助金は対象システムを構成する太陽電池モジュール1kw当たりの補助額は7万円で最大出力が10kw未満で、且つシステム価格が65万円/kw以下であること。

  国の太陽光発電システム設置補助については下記アドレスへ
               http://www.j-pec.or.jp/index.html
・県の補助金は既築住宅へ設置する際の融資の返済利子分の補助
  山梨県の太陽光発電システム設置補助については下記アドレスへ
            http://www.pref.yamanashi.jp/kankyo-sozo/solar.html

・町の補助金は設置1件につき一律5万円(いずれの制度も重複しての申請が可)
    富士河口湖町住宅用太陽光発電システム設置補助については下記アドレスへ
     http://www.town.fujikawaguchiko.lg.jp/ka/info.php?if_id=334&ka_id=16 
 

     経済産業省ホームページは下記アドレスへ
     
 http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/index.html 

★最近、太陽光発電パネルの販売についてのトラブルの事例が当地でも見受けられました。「国・県や町の設置補助について何も説明がされておらず、結局、補助金を受け取れなかった」など良心的でない業者も一部いるようです。購入の前には補助金についての説明やアフターサービスの内容の確認など、納得の上での契約をお願いいたします。また、太陽光発電システムの販売に乗じて言葉巧みにオール電化を押し付け、予定外の高額な買い物をさせるといったケースもあるようですのでくれぐれも気をつけましょう。(太陽光発電とオール電化はまったく別の商品です)

 ○やはり気になる? 実際に設置した人のデータ

 さて、太陽光発電を設置すると・・電気料はどうなったの?本当に元は取れそうなの? と、一番知りたい信用できる情報は書籍やネットなどを探しても、意外にも見つからないものです。 そこで20年4月に太陽光発電を設置した担当者の自宅の実際のデータをここに掲載します。
☆参考データ
設置地区:船津地区、家族構成:4人、発電パネル:4.3kw・屋根勾配約30度で南向き・日当り良、給湯:石油ボイラ・太陽熱温水器、調理器具:ガス、暖房:電気・石油・薪、電力契約(設置前:従量電灯B、設置後:時間帯別電灯10時間型)

年月
使用(買取)電力量
支払い料金
余剰(売却)電力量
収入金
月間発電量
(参考)
19年4月
682kwh
16,315円
 
 
 
19年5月
585kwh
13,957円
 
 
 
19年6月
506kwh
12,053円
 
 
 
19年7月
534kwh
12,723円
 
 
 
19年8月
545kwh
12,994円
 
 
 
19年9月
560kwh
13,355円
 
 
 
19年10月
515kwh
12,267円
 
 
 
19年11月
537kwh
12,792円
 
 
 
19年12月
763kwh
18,246円
 
 
 
20年1月
961kwh
23,036円
 
 
 
20年2月
834kwh
19,961円
 
 
 
20年3月
668kwh
15,961円
 
 
 
20年4月(設置前)
532kwh
12,677円
 
 
 
20年4月(設置後)
81kwh
1,692円
56kwh
1,586円
103kwh
20年5月
401kwh
8,459円
324kwh
9,257円
568kwh
20年6月
291kwh
6,426円
279kwh
7,895円
496kwh
20年7月
331kwh
7,622円
215kwh
6,059円
507kwh
20年8月
365kwh
8,022円
352kwh
10,270円
456kwh
20年9月
333kwh
7,620円
265kwh
7,596円
394kwh
20年10月
376kwh
8,658円
224kwh
6,350円
416kwh
20年11月
440kwh
9,932円
244kwh
7,015円
394kwh
20年12月
520kwh
10,989円
306kwh
8,943円
482kwh
21年1月
624kwh
14,028円
291kwh
9,050円
447kwh
21年2月
583kwh
12,937円
285kwh
8,740円
446kwh
21年3月
497kwh
11,104円
220kwh
6,678円
543kwh
21年4月
422kwh
9,145円
449kwh
13,661円
611kwh
21年5月

390kwh

8,083円

405kwh

11,422円

 483kwh

21年6月

301kwh

6,088円

261kwh

7,016円

 418kwh

21年7月

323kwh

6,114円

272kwh

7,232円

 421kwh

21年8月

395kwh

7,666円

276kwh

7,288円

 488kwh

21年9月

313kwh

6,116円

313kwh

8,267円

 476kwh

21年10月

380kwh

7,324円

338kwh

8,992円

 430kwh

21年11月(定額買取開始)

404kwh

7,790円

281kwh

7,427

 357kwh

21年12月

560kwh

10,941円

192kwh

9,216

 442kwh

22年1月

735kwh

13,400円

315kwh

15,120

 523kwh

22年2月

624kwh

11,996円

229kwh

10,992

 313kwh

22年3月

497kwh

9,602円

207kwh

9,936

 407kwh

22年4月

476kwh

9,146円

275kwh

13,200

 423kwh

22年5月

394kwh

7,898円

413kwh

19,824

 551kwh

22年6月

278kwh

5,692円

318kwh

15,264

 461kwh

 
 いかがでしょう。 太陽光発電設置前の1年間と定額買取実施後の1年間(試算)の電気料に売電収入も含めて比較すると、年間約24万円の支出が節約できると予想でき、ご覧の通り結構しっかり電気を使っている我が家の場合でも設置費用の回収年数が今のところ10年~11年程度と計算できます。 また、オプションでつけた発電ナビゲータのデータによると、設置から現在までの約2年2ヶ月で総発電量が約12800 kwh、石油換算で2300L削減、排出CO2換算3800kg減と算出されているようです。
   
○太陽光発電との組み合わせによって、さらに環境にやさしい「エコキュート」
 空気の熱でお湯を沸かすヒートポンプという原理を利用した新時代の給湯器として開発されたエコキュートは、常温の大気からでも熱を集めることが出来る冷媒に熱交換器で熱を集め、その冷媒をコンプレッサーで圧縮してさらに高温にし、高温になった冷媒の熱を水に伝えるしくみでお湯を沸かし、投入した電気エネルギーの3倍以上という高効率で熱エネルギーを得ることができます。
 町でも地域の皆さんの生活から排出される温暖化ガスを削減する取り組みとして平成22年4月よりエコキュート設置に対し、一律1万円の費用補助を開始しました。
  
 富士河口湖町住宅用高効率給湯器導入補助金交付制度については下記アドレスへ
     http://www.town.fujikawaguchiko.lg.jp/ka/info.php?if_id=1661&ka_id=16


自然冷媒CO2ヒートポンプ式給湯機の原理
 また、 エコキュートは従来の燃焼式給湯器と比較して30パーセントの省エネルギー効果が期待でき、それに伴いエネルギー消費時に排出するCO2を約50パーセント削減することができ、太陽光発電と組み合わせた場合は夜間の安い電気でお湯を沸かせるので、いっそう光熱費の節約に有利です。 さらに貯湯タンクのお湯は災害時には非常用水(370L容量ならば4人家族の3日分の生活用水)として使えます。 エコキュートを設置するとなると当地では冬の寒さがとても気になるところですが、-20度まで対応の寒冷地用の商品もあるので安心して導入できるとおもいます。 
※上記「排出するCO2を約50パーセント削減」記載についての1台あたりのCO2排出量削減効果の試算条件(給湯使用量・気象条件などにより試算値は変動します)
1.給湯負荷:IBEC((財)建築環境・省エネルギー機構)Lモードの43℃換算湯量(421L⁄日)+風呂保温(6.7MJ⁄日)
2.外気温度、給水温度:(社)日本冷凍空調工業会規格(JRA4050:2007R)による
3.消費電力量:300Lフルオート(ヒーターレス保温)タイプの省エネモードでの試算、機器効率・除霜・沸き終い損失を含む、中間・冬・夏の3期間の消費電力量を計算
4.消費ガス量:従来型燃焼式給湯器(都市ガス)の機器効率80%(東京ガスカタログによる)
5.CO2排出原単位:地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(電気は新潟県中越沖地震以降の柏崎刈羽原子力発電所停止による影響がない東京電力2006年度実績値0.339kg-CO2/kWh。なお直近の2008年度実排出原単位は0.418kg-CO2/kWh)による。

○もっとリーズナブルに太陽エネルギーを生活に取り入れられる「太陽熱温水器」
 太陽光発電の普及で、すっかり影が薄くなってしまった印象の太陽熱温水器ですが、こちらも当然進化を怠っておらず、一昔前の物に比べれば性能の向上はもとより見た目にもスマートになり、機種によっては電子自動制御のものや太陽光発電パネルと見間違うようなものまで販売されるようになりました。 また、住宅の洋風志向により傾斜のきつい屋根の住宅が多くなってきましたので、温水器も架台を使って角度を調節せずそのまま屋根にのせることができるのでスッキリと設置できます。 
 太陽熱温水器はお値段も20万円程度~と機種しだいでは比較的安価で設置でき、その割にはボイラの灯油消費量が節約できていることが実感できるのに十分な効果があり、我が家の場合約200Lサイズの温水器で年間約半年は天気が良けれ風呂一杯分のお湯が賄えます。 ただし、こちらはメンテナンスフリーの太陽光発電とは違い、通常設置の場合、当地の気候では冬場の凍結防止に注意が必要であったり、夏季には熱湯が沸くので風呂にお湯をはる際には(ボイラ連結の場合)ボイラのスイッチを切って給湯したり、水を混ぜたり追い炊きしたりと、使いこなしにはコツと手間が要るところが少々めんどうです。

住宅用のエコキュートの設置に平成22年4月から町が補助をおこなっています。

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